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【研究論文紹介】新しい論文をアップしました

歯周炎を有する 2型糖尿病患者の脂質異常症発症リスクは 2.355 倍


2型糖尿病性腎症(T2DN)患者における歯周炎と血清総コレステロール値との関連性を検討するため、慢性歯周炎を有する119名のT2DN患者を対象とし調査を実施した。
参加者は、Normal群(血清総コレステロール<5.17mmol/L、n=89)とDyslipidemia群(血清総コレステロール≧5.17mmol/L、n=30)に層別化された。
脂質異常症群では、CALおよびBIの平均値が正常群に比べ有意に高かった。
脂質異常症群では、PD≧4mmおよびPD≧5mmの部位はHbA1c値と正の相関があり、残存歯数は血清LDL-C値と負の相関があった。
年齢、性別、肥満度、喫煙、FPG、血清 HbA1c およびトリグリセリド値で調整した結果、歯周炎を有する T2DN 患者において出血指数(BI)は脂質異常症と正の相関が認められた。

▶論文情報

Relationship between periodontal status and dyslipidemia in patients with type 2 diabetic nephropathy and chronic periodontitis: A cross-sectional study(中国)

JPeriodontal Res.2022 July 18.

発行日:2022年7月18日

  

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