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2022年4月20日 

NEW ビタミンCレベルと歯周病状態とは関連性があり、その関連性は喫煙の有無に影響される(新潟大学)

今回は、血中のビタミンC濃度と歯周病の状態が関連しており、更に喫煙者ではより深刻である、という新潟大学からの論文をご紹介します。
日本の高齢者を対象とした調査ですが、血中のビタミンCの濃度と歯周病の状態には関連があり、ビタミンCの濃度が低いほど歯周病が悪化しやすいことが改めて確認されました。 また、喫煙者(体内コチニン濃度が高い)ほど、よりビタミンCと歯周病との関連性が強くなる、つまり、喫煙していてビタミンC濃度が低ければ、より歯周病は悪化しやすい、といえます。
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2022年4月8日 

歯周病治療は食事療法を組み合わせるとより効果がある(イタリア)

今回は、非外科的な歯周病治療に食事療法を組み合わせることで、より効果がある、という報告をご紹介いたします。
歯周炎の治療でより良い結果を得ることは、糖尿病や心血管疾患などの歯周病と関連している多くの全身疾患を改善する可能性があります。
そこで、炎症と酸化ストレスの軽減に焦点をあてた食事療法の歯周炎治療への応用の有効性を評価することを目的とし、6か月間の食事指導を実施しました。
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2022年3月30日 

奥歯の噛み合わせがない場合、高血圧リスクは1.7倍も高まる(兵庫医大)

今回は、高血圧になりやすい人の特徴を調べた結果、通常いわれているような要因である年齢、肥満度、食塩摂取量および野菜摂取量に関連するナトリウム-カリウム比、のほかに、「後方咬合支持の状態」という要因があるということがわかりました。 つまり、奥歯がなく、よく噛めないと高血圧になりやすい、ということです。それも1.7倍もリスクが高いのです。栄養摂取を改善し高血圧を予防するためには、口腔内の健康を維持することが重要である、逆に言うと、歯周病などで奥歯を失うことなく、ケアすることが、将来の自分の健康を維持するために非常に重要だと言えます。

2022年3月14日 

糖化は歯周病を悪化させる(ギリシャ)

今回の論文では、骨細胞、歯肉線維芽細胞、幹細胞、上皮細胞といった歯周組織が糖化することで、炎症を悪化させ、更に歯周病菌であるPorphyromonas gingivalisが作り出すLPSという成分による炎症とともに悪循環を生じ、これらの組織を破壊してしまう、ということです。 これまでの歯周病治療に加え、血糖値のコントロールを行い、糖化を抑えることで歯周病の進行、歯槽骨の破壊を抑制できると考えられます。 食事の面からは、やはり糖分を摂りすぎないこととともに、近年は糖化を抑えるサプリメントや、できてしまったAGEsを壊してくれる成分も見つかってきていますので、そういったものを利用するのも治療の手助けになるでしょう。

2022年2月25日 

噛む回数が少ないとメタボリックシンドロームになる(新潟大学)

今回の試験結果は、まだ十分噛める能力があるにもかかわらず噛んでいないという人がメタボリックシンドロームになるリスクがあり、実際に既にメタボリックシンドロームだ、ということです。 柔らかい食べ物は、どちらかというと高炭水化物、高脂肪で、またしっかり噛まずに胃に送り込んでしまうと、胃への負担は大きくなり、更に腸にまで影響を及ぼします。 しかし、自分がどれだけ噛んでいるかを意識することはあまりなく、bitescanのような数値化できるデバイスで自分の咀嚼状態を知ることができれば、高齢者だけではなく、子供も意識づけになると思います。

2022年2月17日 

【Review】歯科医師は妊婦だけでなく妊娠を計画している人に対しても正しい衛生的な維持管理をアドバイスする必要がある(イタリア)

近年では歯周病が生殖機能に及ぼす影響や妊娠の可能性についても関心が高まってきています。 従来言われていた早産や低体重児といった影響だけでなく、不妊の原因の一つとも言われてきています。 この4月から不妊治療が保険適用となり、治療を受ける方(男女とも)は増えるかもしれません。 歯周病が一因になっているかもしれないことを伝えていくことが世界的に重要になってきています。

2022年1月28日

ヨーグルト製品の摂取が口腔内マイクロバイオーム組成の調節の可能性を介して歯周病に起因する歯の損失のリスクの低下と関連する(九州大学)

ヨーグルト製品の摂取が口腔内マイクロバイオーム組成の調節の可能性を介して歯周病に起因する歯の損失のリスクの低下と関連する、という九州大学からの報告をお送りいたします。 1日に80g以上のヨーグルトを食べている人は、ほとんど食べていない人に比べて、歯周病による歯の損失リスクが有意に低かった、という内容です。

2022年1月13日

一般開業医は糖尿病を専門とする開業医に比べ糖尿病患者の口腔衛生に対する認識が低い(日本)

2型糖尿病患者を歯科医に紹介している一般開業医の割合は、糖尿病専門医の割合より有意に低かった、とのこと。 糖尿病専門医の間では糖尿病と歯周病を含む口腔衛生との関連についての知識が広まってきていますが、一般開業医にはまだ十分に浸透していない状況が明らかとなりました。

2021年12月21日 

【コホート研究】咀嚼能力の低下はメタボリックシンドロームの発症のリスク(大阪大学)

大阪大学が吹田市で行ったコホート研究の結果から、特に男性において咀嚼能力が低下するとメタボリックシンドロームになりやすく、また発症を予防するためには咀嚼能力が低下しないようなアプローチが重要だとしています。

2021年12月1日

【SR&メタ解析】オメガ-3多価不飽和脂肪酸は歯周治療後の歯周治癒にプラスの効果がある

歯周炎のヒトの唾液中にいる微生物叢を飲み込むことで大腸炎の発症に寄与している、ということです。 また、歯周病治療を行うと便中の悪玉細菌が減るという報告もあり、併せて紹介されています。

2021年11月18日

【疫学研究】小児集団において特定の栄養素の欠乏または過多が口腔病変と関連している

慢性歯周炎患者は、標準的な歯周病治療とともに、オメガ-3脂肪酸を食事に取り入れるようにカウンセリングを受けるべきである、と指摘しています。 特にお魚にはEPAやDHAといったオメガ-3多価不飽和脂肪酸がたくさん含まれていますので、歯周病の患者様には特にお魚を積極的に食べていただくようにしていただきたいですね。

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